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「システム化」を始める【5】

「どう変える」

「どう変える」を明確にするためには、現状を把握し、どうありたいかを考え、
そのギャップを埋めるために、どう変えるのかを考えよう。

現状を把握するとき、まずは業務のプロセスを整理しよう。合わせて、
それらのプロセスの「よい点」「改善したい点」を話し合ってみよう。
そして、「よい点」については、今後のビジネスの戦力となるのか、もっとよくすることはできるのか、
「改善したい点」については、改善するメリットはあるのか、それ自体をやめてしまうことはできないのか
など、様々な面から検討していく。
このように検討を進めるていけば、現状を踏まえたありたい姿が見えてくるだろう。

どうありたいかを考えるとき、ありたい姿がビジネス戦略につながるものか、
会社の方針と合っているかなど、会社の方向性との整合性も考慮に入れつつ進めることも重要だ。

どう変えるかが整理できたら、今足りないものは何か、何が必要かを具体化してみよう。
この具体化した内容が、システム化の機能要件につながっていくのだ。