プロジェクトを立ち上げるときに、最初に明確にすべきはその「ミッション」だ。
社内プロジェクト、社外プロジェクト、システム開発プロジェクト、製品開発プロジェクト、
販路開拓プロジェクト、経営計画策定プロジェクト、など、
プロジェクトの種類は様々だ。またその規模、期間や参画メンバー数など考えると
多種多様なプロジェクトがあるが、最初にすることは同じだ。
オーナーからの要望をそのまま単純にミッションにするのではなく
できれば参画メンバーがイメージしやすいように、馴染みやすいようなものを策定しよう。
そして、できればもう1つ、社内的なミッションをサブミッションとして設けることをお勧めする。
例えば、社内教育の一環として社員の経験値の向上、
新しいマネジメント手法の有用性の検証、などである。
サブミッションを設けることで、そのプロジェクトの社内的な意義が高まり、
プロジェクト運営がしやすくなるだろう。
また、プロジェクト評価の物差しが2本になるので、プロジェクトの成功確率も上がるのだ。