ナレッジ・ヴァンガード

株式会社ナレッジ・ヴァンガード
Knowledge Vanguard Corp.

プロジェクトのマネジメント イメージ画像

プロジェクト計画を変更するとき

リスクマネジメントを適切に実施していたとしても、想定外の事象は発生してしまうものだ。
想定内の事象であれば、何も慌てることはない。粛々と計画通りに対応するだけだ。

どちらであっても、その事象を問題として管理し、最終的に解決が必要となった時、
その手段がプロジェクト計画の変更となる場合がある。
一言に「変更」といっても、何を「変更」するのか、「変更」の規模や時期によって、
インパクトが大きく異なる。

当たり前だが、プロジェクトの上流より下流で変更する方がインパクトが大きい。
その場合、変更の見極め、以降のフェーズへの影響度、代替案の検討などを
充分に行うことが求められる。
もちろん、ステークホルダーとの調整、ネゴシエーションも必要だ。
このような時に、いかに日頃のコミュニケーションを行っているかが影響するのだ。

実施する変更が、最初に決めたミッションに影響するものは、できるだけ避けた方がよい。
この種の変更を行うと、チームのモチベーション低下につながることが多いからだ。

また、品質の確保や納期遵守のためにリソースを追加することがあるが
必要なスキルを適切に選定し、また、オーバヘッドの発生などは留意しておきたい。
問題の事象の根本原因を取り違えず、対応していこう。