契約を締結し、自社でやるべき責任範囲も明確になった。
運用開始までもう少し、次にやることは、導入に向けた準備だ。
準備には、社内向けの準備だけでなく、ベンダーが行う準備を管理することも含まれる。
システム開発を伴う導入であれば、適切なタイミングで開発状況を確認し、
スケジュールの遅れ、品質の低下、費用増加などの恐れがないかのチェック。
データ移行があれば、自社が必要なデータが過不足なく新システムで利用できるか
また、移行がリカバリを含めて設計されているのかのチェックなどだ。
社内向けの準備は、システム導入による業務の変更範囲の大きさによって
作業量が変わってくる。
社員向けの教育やマニュアル等のドキュメント作成、取引先への連絡や
契約変更も必要になってくるかもしれない。
パッケージソフトやサービス利用であれば、その業務フローに合わせて
自社の業務の再設計、社員の配置転換も考えなければならない。
準備を確実に行うこと。これは、システム導入が成功の必須条件だ。
準備をベンダー任せにしてはいけない。自社の現行業務を一番よく理解しているのは
自分たちなのだ。
不安事項を洗い出し、リスクをつぶしておこう。