業務プロセスを整理することでシステムに求むべき機能が見えてきたはずだ。
パッケージソフトを購入するか、一からシステムを構築するか
いずれにおいても、まずは必要な機能を明確にすることだ。
システム選定時にあれもこれもとならないよう、ぶれない基準を定義しておこう。
そのためには、システムに求める機能要件を「必須機能」「あるとよい機能」「戦略的な機能」の
3つに分類してみるとよい。
どの機能をシステム化することがミッション達成のために有効か議論し、優先順位を付けてみよう。
システム導入を数回に分け実施し、優先順位の高いものから段階的に方向性を修正しながら
システム化していくこともできる。
この過程で、もしかしたら、業務のやり方を工夫することで、システム化より効果の高い業務方法が
見つかるかもしれない。
システム化を業務全体の最適化のために最大限利用できるよう、機能要件の選定に取り組んでみよう。