◆「何のために」=ミッション
「システム化」のミッションは会社によって様々だが、大きく
「属人化からの脱却」「業務の効率化」「戦略的な導入」の3つに分類できるだろう。
それではひとつひとつ内容についてみていこう。
「属人化からの脱却」
特定の社員しかできない業務をシステム化することで、
特別な知識や経験がない社員でも実施できるようにする。
業務の継承は、口頭だけ、1対1で引き継いでいくだけでは難しいものが多い。
システム化によって、「個人の知識」であったものを、「会社のナレッジ」まで
引き上げることも可能となるだろう。
また、特定個人が長年の経験で実施していたプロセスも見える化することで
省けるもの、順番を変えた方が効率が良いもの、チェックを強化した方がよいもの
など、現状における問題点の解決につながるものがあるかもしれない。